防犯性と利便性が高いと評判の次世代キー「スマートロック」
たしかに設置している人から聞くとその評判は上々ですが、とはいえそもそもそんなに設置しているお宅を目の当たりにする機会もなく、本当にその評判通りなのかという疑問を持っている人もいると思います。
特にこれから購入を前向きに検討している人にとって、購入してから後悔したくないと思っている人も少なくないでしょう。
実際に、スマートロックというものはないと生きていけないような性質があるわけではないので、無理に固執してまで購入する必要はありません。
今の鍵でも十分機能しているのであれば「スマートロックを購入しない」という選択肢も持っておきたいところです。
そこで今回は良いことばかりが注目されているスマートロックについて、あえておすすめしない理由を紹介しますので、購入を検討している人はぜひ最後まで読んでみて下さいね!
スマートロックにする一番の理由
最初になぜ多くの人がスマートロックに関心を持ち実際に使用しているのかということですが、それは利便性が高まるからです。
従来のキーを持ち歩く必要がなくなり、ICカードやスマートフォンまたは暗証番号などによって施解錠できるようになると、それはそれでとても便利ですよね。
つまり「あの小さなキー」で施解錠を行うのが面倒だと感じ、キーレス化したいという場合にはスマートロックは最適です。
またオートロック機能を使って施錠忘れを防ぎたい、またオフィスなどで入退管理を行いたい場合にも、スマートロックなら可能になりますので購入する価値はあるでしょう。
スマートロックの大きな購入動機として「〇〇出来るようになりたい、〇〇したい」という明確な理由がある場合は購入する価値はありますが、もしそれがない場合はスマートロックに固執する必要はないと言えます。
スマートロックの費用対効果
一口にスマートロックと言っても価格帯は様々で、その機能も製品によっては限定されています。
例えば解錠操作は専用アプリでしか行えない製品などは数千円で購入できるものもありますが、従来のキーを非常用キーとして持ち運ばなければならなかったりと、実際はそんなに利便性が上がらないスマートロックもあります。
5万円以上するような高価格帯のスマートロックの場合は、機能は基本的に充実していますが、「鍵」の価格としては少し高いと言わざるを得ません。
車を購入する時と同じで、乗り心地がよく多機能の高級車を購入したいと思うか、それとも「車は走ればいい」と考えて経済的な軽自動車を選ぶかの違いに似ています。
基本的に価格の高さに比例して製品は高性能になり、使い心地や利便性、また安全性も高まりますのでメリットは多くなります。
同じスマートロック製品でも人によって高いと思うか安いと思うかは、その人のニーズをどれだけ満たしているかや、経済事情によりますので一概には言えませんが、購入する前にその費用対効果はしっかり考える必要があります。
便利さを一度知るとやめられない
自分のライフスタイルやニーズにあった最適なスマートロックを使うと生活はより便利に、そしてストレスフリーになることは事実です。
これは実際に体験した人しか分からないことではありますが、「鍵の開け閉め」に対する手間が軽減されだけで、予想以上に便利に感じます。
そのスマートロックの便利さを一度知ってしまうと従来の普通の鍵を使うのはとても抵抗があり、手間を感じるようになることでしょう。
スマートロックの寿命は使用環境や製品ごとに異なりますが、仮に5年と考えた場合にはずっとスマートロックを使い続けるには5年ごとに購入しなくてはいけなくなります。
便利であるがゆえ、一度使うともう元には戻れない。
スマートロックを購入する時には長期的な視点で、その費用について考えることをおすすめします。
まとめ
今回はスマートロックをおすすめしない理由をいくつかお伝えしました。
もし購入した場合はスマートロックの最大のメリットである利便性は上がる可能性はありますが、それは求める必要な機能が付いた適切なスマートロックを選んだ場合に限ります。
またそうであったとしてもその価格に見合っているかという費用対効果は十分検討する必要があります。
ただ漠然とスマートロックを使ってみたいという理由で製品を選んでしまうと、結果的に後悔してしまう可能性もありますから、出来るだけ具体的にどんな機能が必要か、どんな鍵でドアの解錠したいのかをイメージすることから考えていきましょうね。
生活の質を一気に高めてくれるスマートロック。
実際に使いはじめてしまうとスマートロックの本当の良さとを目の当たりにすることになってしまうので、あえて買わないという選択肢もありなのではないでしょうか。
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