【22年5月更新】法人向けスマートロックAkerunProの特徴や価格、Akerunとの違いは?

株式会社Photosynth (フォトシンス)は「世界から鍵をなくそう/すべての扉に頭脳を」をコンセプトとして、

キーレス化を実現できるスマートロック製品「Akerun」の開発・販売を行っています。

以前は家庭用モデルがありましたが、現在は法人向けに、2種類の機種を開発しています。

そこで、今回は同社の法人向けスマートロック「AkerunPro」「Akerun Ctl(コントロール)」の特徴などについて解説していきたいと思います。

目次

AkerunProとは?

AkerunProとはサブスクリプション型の法人向けスマートロックで、ドアの80%の確率で付けられている「サムターン型」に簡単に設置出来るものです。

初期費用は無料で機器をレンタルするような仕組みになっています。両面テープかビスで扉に設置します。

レンタル機器は「AkerunPro本体・ドアセンサー・ICカードリーダー(内外)・Akerun Remote」が1セット。

AkerunCtlとは?

「PRO」は、サムターンという鍵の開閉が可能なつまみが付いた既存ドアに後付けで取り付けますが、世の中には、通常のサムターン型以外の鍵・扉も多々あります。

そんな場合、この「Akerun Ctl」を使います。既設のサムターン型ドア以外の電気錠、自動ドアなどに接続し、「Akerun PRO」と同様の機能を利用できます。サムターン型よりも大きな力が必要な引き戸でも、取付実績はあります。

ざっくり分けた違いは下記です。

「Akerun PRO」=サムターン型のドア

「Akerun Ctl」=その他のドア

ちなみに、引き戸はゆっくりと閉めないと反発して開いてしまったり、閉めるのと逆の方向に力が働き、隙間が出来ることがあり、開き戸に比べると、オートロックの施錠ミスが発生しやすいと言われています。 きちんとした位置のドアがこないと施錠機能が働かないので、注意が必要です!

AkerunPro&Ctlの特徴

スマートロックですのでキーレス化による利便性の向上を目的としていますが、

このAkerunPro&Ctlはそれに加えて、家庭用のスマートロックの特徴である「手軽」な導入性と、

入退室管理など企業に求められる「管理運用性」を掛け合わせた製品となっています。

ここからはより具体的にAkerunPro&Ctlの特徴を紹介していきます。

低コストで入退室管理システムを導入出来る

Akerunの大きな特徴の一つは、従来であれば大規模な工事やシステムの構築が必要だった入退室管理システムを「簡単で安価」に実現できる点です。

安価という部分は初期費用や月額利用料のことを指しています。

一番に気になる月額料金は、設置台数や使用方法などによっても変わるのですが下記です。(値上げがあるとの噂もありますが)

「Akerun PRO」が、17,500円/台(税別)

「Akerun Ctl」 24,500円/台(税別)

導入に関する費用は、初期費用ゼロ・工事費ゼロで導入することが出来るようになっています。この月額費用には、機器レンタル、クラウド利用料(Web管理画面、CSVダウンロード機能)、運用サポート、死活・パフォーマンス監視、電池残量のオート監視、が含まれています。

電池が50%を切ったら、新しい電池が送付されてきます~

またAkerun Proは、契約期間1ヶ月から導入が可能なので、

他社の入退室管理システムやスマートロックと比較したい場合、

まずはAkerun Proを導入してみて、満足できなければ1ヶ月で解約するといったことも理論上は可能です。

低リスクで導入することができるのはポイント高いですね!

設置そのものも配線不要で既存のサムターン(つまみ)に被せるように取付けを行いますので、

対応するサムターンであれば誰でも簡単に設置出来るようになっています。

そのため、賃貸オフィスにおいて気になる「原状回復」について考える必要はありません。

スマートロックの機能は十分

AkerunProの解錠方法は、専用アプリ・NFC対応のICカードやスマートフォン端末・各種ICカード(Felica/Mifare:TypeA対応)に対応しています。

法人向けということで主にMifare対応の専用の社員証をキーとして登録、

ICカードリーダーにかざして解錠操作を行う方法が、運用面では最もスマートかもしれません。

ICカードリーダーはAkerunPro1セットに2つ付いていますので、室外側と室内側の両方に設置することができ、

室内から外に出る時にもICカードを使って解錠することが出来ます。

また、モードによってはAkerunProの本体を押すだけで室内側から解錠出来る「プッシュ式」の解錠方法も可能です。

施錠は基本はオートロックですが、時間帯を指定してオン・オフを設定することも出来ます。

暗証番号入力による解錠には対応しておりませんが、

法人向けの複数の間仕切り(オフィス内のドア)向けであることを考えると

このあたりは特に不自由に感じることはないと思われます。

管理運用

このAkerunProはスマートロックですが、

ターゲットにしているのは単なるスマートロックの導入を検討しているユーザーではなく、

スマートロックを使って社内の鍵システムを一元管理したい企業です。

その需要を満たせるように、AkerunProにはクラウド上で入退室履歴を管理できたり、

複数の異なる拠点を一元管理したり、

さらに、それらを既存の勤怠システムなどとリンクさせて業務の効率化が図れるようになっています。

このシステムは誰でも簡単に直感的に使えるように設計されておりますので、

わざわざ専任の担当者を雇ってシステム構築したり、管理を任せたりする必要がなく、コストの削減にもなります。

まとめ:シンプルで高性能なオフィス向け管理システムは少ない!

ということで、今回はAkerunProについてお伝えしました。

この製品は従来の独立単体でしかなかったスマートロックを、

「同一システム下で管理された複数のスマートロック」へと昇華させた革命的な製品であると言えるでしょう。

スマートロック自体が発展途上であることを踏まえても今の状態がピークではなく、

これからどんどんアップグレードしていくことも予想でき、近い将来も楽しみですよね。

AkerunProは高確率で、導入の選択肢の中に上がってくるメーカー・製品です。

敢えて改善点を指摘するのであれば「月額利用料」です。

他製品と比較すると、従量課金ではないとはいえ、だいぶ高いイメージがあります。

最後になりますが、配線工事不要でスマートロックを使った高度なシステムを構築できるAkerunProは、

オフィス内の防犯性と利便性を高め、運用管理上のメリットも大きいので、

法人向けのスマートロックをお探しの担当者は、一度導入を検討すべき製品であることは間違いありません。

少しでも気になる人は、まずHPを見てみてください。

22年5月現在、(10社とまではいきませんが)多数競合がありますので必ず比較は必要です。不明点あれば問い合わせください!

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この記事を書いた人

スマートロックが多くて困っております。忖度無く比較してみています。

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