スマートロックを実際に使ったことがある方の中には、不具合のある製品にあたってしまったことのある人も多いかもしれません。
スマートロックは、画期的かつ利便性の高いアイテムではありますが、その発展はまだまだ途中。
どちらかというと、これから注目されていくだろう製品です。
製品の開発や市場の拡大にはどうしても「トライ&エラー」、つまり「改善」を重ねることで磨かれていくもの。
とはいえ、あんなに便利な玄関錠だから一刻も早く取り付けたい!という方も多いかと思います。
いくら発展途上といえど、そのクオリティはメーカーによっても様々です。
そこで今回は、スマートロックを購入しようと思った時に参考にするであろう「レビュー」の正しい見方を解説していきたいと思います。
結論からお伝えすると、レビューの分布図を見て”逆三角形型”となっているのが、一番理想的な形となります。
その理由や、どうして他のレビューの形が悪いのか、詳しく煮詰めていきましょう。
スマートロックだけじゃない!商品レビューは現代のショッピングで最強の指標
さて、昨今ではオンラインで買い物をするという行為がごく当たり前となってきましたが、これをお読みの皆さんはどの程度の頻度でオンラインショッピングを行っているでしょうか。
私の場合、食料品などのすぐに手に入れたいもの以外は、基本的にはネットで買い物を済ませています。
その理由が、最安値を狙えるからというものです。
なぜネットショッピングは安くなるかといいますと、競合他社の価格設定が目に見えるので、あまり他社の価格と剥離した金額を設定しづらいことや、家賃や人件費などの買い手にとっては関係のない経費が含まれているからです。
家電量販店などで気になる商品を見つけた場合でも、あえてネットで購入するといった場合も多いです。
実店舗を運営する立場にとっては厳しい話ですが、最終的にどこで買い物をするかを決めるのは消費者になりますので、私は同じ商品であれば、少しでも安いところから買いたいと考えるからですね。
きっと、この考えを持とに同じように買い物をしている方も多いのではないでしょうか。
しかもオンラインの場合は製品の購入者レビューが簡単に確認でき、さらに利用者のコメントまで見れてしまうのですから、一般庶民以下の私の生活を守るためにも、買い物は何か参考になる指標が必要なわけです。
特に本サイトでおすすめしている「スマートロック」を買おうと思うと、一般の鍵屋に行っても取り扱いのない製品も多いですので、きっとスマートロックを買いたいと考えている方の多くは、ネットショップを利用しているかと思います。
Amazonや楽天のレビューの仕組み
オンラインで買い物をする場合、多くの人が「Amazon」か「楽天」で買い物をする方が多いのではないでしょうか。
国内に関して言うと、この2社がほぼ市場を独占していると行っても、過言ではないかと思います。
そんなショッピングサイトですが、レビューの仕組みを分かっていることで、これから買おうとしている製品をある程度見極めることが出来るんです。
というのも、基本的にショッピングサイトのレビューは「買った者にしか書けない」わけではありません。
例えばAmazonでは、何か一点でも商品を買えば、購入していない商品のレビューを何個も書く事が可能となっています。
一方で楽天市場では、ショップ側で「買っていない商品のレビューを受け付けるか否か」を選んで設定することが可能となっています。
そのため、一概にレビュー数や星評価で判断することは製品選びを失敗するということも覚えておいたほうが良いといえます。
意外に知らない”悪いレビュー”の見分け方
それでは次に、悪いレビューの見分け方を紹介したいと思います。
多くの人は星評価が高い、イコール良い製品と安直に考えがちですが、上で述べたように全くそんなことはありません。
ショッピングサイトにおける悪い製品、悪いレビューというのは、星の分布の形によってある程度の判断が可能です。
例えばわかりやすい形でいうと、こういったものでしょうか。
当たり前のことにはなりますが、低評価ばかりの場合はその製品が「本当にだめ」であるか、同業者が嫌がらせで低評価をレビューしまくっているのどちらかになります。
とはいえ、本当に良い製品であれば一定の高評価も合わせてついてくるはずなので、多くの場合は前者でしょう。
逆に高評価ばかりの場合も注意が必要です。
何故かといいますと、基本的に「モノ」というのは当たり外れが存在しますし、そうでなくとも使い心地や感想は主観で決められるものだからです。
Aという炊飯器を買って満足したからといって、他の人も満足するかというのはその時々の「感情」なんかにも左右されがちだからです。
それなのに高評価一辺倒となっているのは、何かしらの不正やレビューコントロールが行われている可能性を排除できません。
もちろん、例外的に素晴らしい製品というのもあるかとは思いますが、ごく稀です。
次の長方形型のレビュー分布の場合も注意が必要です。
こちらは星1つから5つまで、大体同じくらいの評価数がたまってきていますが、こういった形の場合は何かしらの欠陥、もしくは不良品がそれなりの確率で混ざっていることの証明となります。
購入して星5つをつけられるような製品に当たれば良いのですが、星1となる割合もそれなりに存在していますので、いわばギャンブルと言っても差し支えないのが、この長方形型になります。
理想的な形は”逆三角形型”
さて、購入すべきではない製品のレビュー分布について考えてきましたが、いよいよ結論になります。
冒頭にもお伝えしましたが、商品をオンラインで購入する場合に参考にしたい理想的な形は”逆三角形型”です。
星5つの評価が一番多く、次に星4つ、その次に星3つ・・・と、どんどんと尻窄みになっていっている形ですね。
この形がきれいな逆三角形であればあるほど、その製品は良い買い物となることを示しているといえます。
この場合、商品に対し「いいね!」と思っている人が一番多く、次に「そこそこ良い」と思っている人が多くといった具合に、自然な形で評価として現れているからです。
星1がついていても良いの?と思われるかもしれませんが、先程もお伝えしたように製品とはモノである以上「当たり外れは必ず存在」します。
今の時点で星1の評価がない場合もあるかとは思いますが、人が作って、人が使っている以上、星1がつくのは時間の問題と言えるでしょう。
ここは社会で生きている以上は、もう絶対に許容・理解していなければならないところです。
どちらかというと、そういった製品にあたってしまった場合はサポートの問題となりますので、レビューのコメントを確認してサポートの手厚さに注目しておくことをオススメします。
もちろん、この法則を知っていれば事業者側でコントロールすることも出来てしまうことには変わりありませんが、一般の事業主はそんなことまで考える人は多くありませんし、毎日入ってくる注文の合間にレビューを逆三角形型になるように管理するのは、とても大変なことです。
しかも、ショッピングサイト側からペナルティを受ける可能性も高まってしまいますので、良い製品なことが分かっている場合であれば、事業者もあえてそういったことはやらないはずです。
ということで、今後オンラインショッピングする際には、是非この法則を思い出して活用してもらえたら嬉しいです。
また、本サイトで紹介しているスマートロックを購入する際も、基本的にはこの考え方のもと、製品選びを行っていただくことをおすすめします。
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