【個人法人向け】EPICのスマートロックをつけてみた

スマートロックは世界中で急速に認知を拡大している、とても便利な製品ですが

皆さんは「EPIC」というブランドはご存知でしょうか。

1989年に鍵会社として韓国で設立され、自社ブランドのEPICを20か国以上で販売されており、OEMとしても7ブランドへ提供している実績のあるブランドです。

日本では、株式会社エナスピレーションが総代理店兼共同開発元となって販売、日本ではシリーズで4万台以上売れています。

そんな中、スマートロック業界内で『この価格で月額不要でこの多機能使えて良いの?』と話題の『EPIC Flassaシリーズ』についてご紹介します。

EPICは、超大きく分けて下記に分類されます。今回は、①Flassaシリーズについて紹介です。

①Flassaシリーズ(フラッサ)

簡単に言うと、スマホアプリに対応しているのがFlassaシリーズです。扉に貫通穴を開けるモデルと、開けなくてよいモデル(下記1J)が販売されています。

また、引き戸専用モデル(下記5H)も販売されています。

②Flassa以外の機種

こちらは単純に電子錠として、暗証番号、カード、指紋で利用する場合向けです。アプリは使えません。

TOUCHHOOK2のような引き戸向けモデルもあります。

目次

製品ラインナップ(Flassaシリーズ)

23年9月現在、Flassaシリーズの主力商品は下記ラインナップとなっています。5Hのみ引き戸向け、その他は開き戸向けです。

・Flassa 5D

→フラッグシップモデルです。室内側解錠方法はボタンを押すか、サムターンを回します。

・Flassa 5H

→5Dを引き戸向けに開発したモデル。室内側解錠方法はボタンを押すか、サムターンを回します。

・Flassa F7D

→室内側解除方法は指紋もしくは非常キー。つまり、外出の制限を掛けることができます。その他は5Dと同じです。

なお、遠隔機能を利用するには、機器とは別に下記Wifiブリッジを購入し、Flassaから2〜3m以内に設置する必要があります。

また、リモコンを利用する場合は、リモコンに加え、本体に『リモコンモジュール』を設置する必要があります。

リモコン

壁付け無線リモコン(解錠のみ)

壁付け無線リモコン(施錠解錠)

リモコンモジュール

EPICの特徴

EPIC(Flassa以外も含む)は他のスマートロックと大きく違う点があります。

取り付けに際し、「扉や鍵の形に依存しない」という点です。(Flassa1Jはシリンダーや錠ケースの確認が必要です)

他のスマートロックは、「サムターンに被せて設置するかしないか」など扉や鍵の形によって設置可否が決まります。

EPICシリーズの大多数の機器は、扉に30mm前後の穴を貫通させます。そこに両側から挟みます。これにより、サムターンや扉の種類を意識せずに設置が可能です。もちろん、壁に穴が貫通していますので、それを許容する必要があります。

ネジでしっかり固定するため剥がれ落ちるような心配もありません。家庭の鍵としてはもちろん、企業のセキュリティとしても安心して利用可能です。

賃貸住宅などで、扉に穴を開けたくない場合は、「Flassa1J」を選択します。

Flassaシリーズの機能

それにしても、EP ICのFlassaシリーズは、下記機能を月額不要で利用可能な点は他のスマートロックを比較してもずば抜けており、業者間でも驚きの商品となっていますので紹介します。iOSアプリも対応済です。

①豊富な解錠手段:暗証番号、指紋認証、ICカード、アプリ、別売リモコン。ICカード:最大200個※までMifareClassic規格、Felica規格のICカードを登録可能。

②二重認証:登録した暗証番号とICカード、両方を使用して解錠する二重認証モードを搭載。

③多数のユーザー設定:最高管理者、一般管理者、ユーザー、ワンタイムユーザー、ゲスト、OTP、アプリの7種類。

④ワンタイム暗証番号発行が可能:1回の解錠のみ可能な暗証番号をアプリで発行可能。ゲストの訪問時等に便利。

⑤ オートロック:ドアを閉めると自動的に施錠。有効にも無効にも設定することが可能です。

⑥ 暗証番号のごまかし機能:近くに人がいるときでも暗証番号をごまかして入力して解錠できます。

⑥音量・ミュート設定:8段階で設定が可能。 深夜に帰宅したとき等にメロディを鳴らさずに静かに解錠することが可能なミュート機能もあり。

⑦緊急時給電部(USB-C):室内機に入れている電池が切れても室外機に5V出力のモバイルバッテリー(別売)を接続することにより解錠可能。

⑧不正解錠警報:泥棒等が無理やりこじ開けようとすると警報で威嚇します。

⑨ 火災警報と自動解錠:室内機が約62℃(±5℃)の温度を検知すると警報を鳴らし自動的に解錠します。

⑩おやすみ強制ロック:室外側からの解錠を無効に設定することが出来る機能で、夜寝る時も安心して就寝できます。

11お出かけ強制ロック:室内機の解錠ボタンを無効に設定することが出来る機能です。

※ FeliCaやMifare規格でも本製品で使用できない場合があります。

※ 室内機は防水ではありませんので屋外となる場所へ取り付けることは出来ません。

Flassa1Jを付けてみた

マンションに「Flassa1J」を付けてみました。「シリンダー残しプレート」を使って、シリンダーを残しました。

↓室内側は下記のようになりました。ドアガードが被ってしまったので取って保管。

↓マグネットセンサーも貼り付け、オートロック化

室内側扉近くのコンセント穴に、Wifiブリッジを差し込みました。遠隔でアプリが使えています。このモデルであれば、穴もあけずに済むので、現状復旧可能です。賃貸住宅でも安心。

EPICの問題発生時は?

24時間コールセンターがあります。平日日中帯以外は自動応答後のオペレーター対応ですが、発生が多い問題とそれに対しての対策について、解決策を教えてくれます。もちろん月額不要です。

まとめ

最近、報道の通り、犯罪が増えてきています。

遠隔で履歴が見れたり、スマホアプリでなんでもできるスマートロックは今後必須になると思います。EPICはシリンダーを残しているので、長期不在時は、残した鍵を掛けておけば2重ロックになります。

Flassaシリーズは機能やデザイン、重厚さから見てもバランスの取れた、むしろその価格で良いの?月額不要で良いの?と思いますが、それでも「どうしても安く・・・」ということであれば、「SESAME」なども合わせて、検討してみると良いのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

スマートロックが多くて困っております。忖度無く比較してみています。

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