「OK Google!」「Hey Siri!」「Alexa?」
スマートスピーカーなどのスマートデバイスを知っている方は大半の時代となりましたが、実はまだ使ったことがない・導入していないという家庭は多いと思います。
とはいえ、一昔前から考えると圧倒的に認知度は向上しており、関連した在宅ワークなども増えてきているということで、注目度はうなぎ登り。
それに伴って、今後もこういったスマートデバイスを利用したい方は増えていく一方ではありますが、実際にはどこまで自宅をスマート化できるのかという点において、気になっている方もいるかと思います。
そもそもスマートホームという単語走ってはいるけど、具体的に何がなんだかわからない方もいるかと思いますので、ここでひとまずはスマートホームの説明やメリット、導入方法などをまとめて一挙に説明しておきたいと思います。
スマートホームってなに?
そもそもの話ですが、スマートホームって何なのでしょう?
実はスマートホームとは「IoT製品で家中の家具や家電を管理&コントロールできる家」のことを言います。
IoTは「Interner of Things」の略で、その意味は「モノのインターネット化」です。
これだけ聞いてもよくわからないかと思いますが、簡単に言うとつまり「モノ自身がインターネットに接続している状態」のことですね。
スマホなどの携帯端末だけではなく、スマートスピーカー等と様々な家電や設備とを結びつけて住みやすくした家のことであります。
具定例をあげるとすると、家中の電気とスマートスピーカーやプラグをコネクトし、「電気消して!」と声を出すと自動で電気を消してくれる・・・。
分かりやすく言うと、そんなシステムのことを言います。
他にもスマホとスマートスピーカーを合わせて使うことで、エアコンやドアの鍵、カーテンなど家中の家具・家電を簡単に声だけで操作することができてしまいます。
こまめなコントロールが可能なので、エネルギーを無駄なく使えますし、省エネにも繋がりますので、便利ですよね。
こういったシステムを電気だけではなく、洗濯機や冷蔵庫、玄関などに貼り巡らせることで、より充実したスマートホームライフを送れるようになったら、一昔前に描いていたような未来の暮らしっていう感じですよね!
スマート家電を積極的に取り入れるメリットは利便性・節約・防犯の3つ!
それでは、スマート家電を積極的に取り入れると、一体どのようなメリットがあるでしょうか?
その1つは、勿論「利便性」
スマホで家電を操れるようになると離れていても家の状態を知ることが出来たり、困った時にすぐに確認できたりして、とても便利。
便利になるだけでなく、先ほども挙げたようにこまめな管理ができますので「エネルギーの節約」にも繋がっていきます。
他にも「防犯性」というのが挙げられます。
家に設置したカメラを使用することで、例えば子供が1人でいるときにコミュニケーションがとれたりしますし、スマートロックなどを使うことで空き巣などの被害を減らすことも可能です。
スマートホームにする方法2選
スマートホームがなんとなく掴めてきたところで、次にスマートホーム化する方法を2つ紹介したいと思います。
まず1つ目は、一番手軽でイメージしやすい「スマートホームに対応した製品を購入する」です。
新たにスマート家電・設備を購入する
スマートホームというと、カーテンや冷蔵庫などが真っ先に頭に思い浮かびますが、
今ある家電を各メーカーから販売されているスマート家電・スマートデバイスに買い替えるというのが、最初の方法です。
初めからスマートホーム化に対応しているため、一番簡単でわかりやすい一方、新たに製品を購入するためにコストが高くなる方法といえます。
ちなみによく勘違いをなさってる方がいるのですが、購入したスマート家電を音声で操作したいといった場合、それらに対応している「スマートスピーカー」も合わせて購入する必要があります。
スマートスピーカーは製品にもよりますが、一般的なものであれば10,000円以下と考えても良いかと思います。
今ある家電をスマート家電化する
この方法は「家電を買い換えることもなくスマート家電化する」方法です。
これは家電を買い替える必要がないので、費用的には安く上がりますが、その設定は複雑な場合がありますので注意が必要です。
ここでいう家電とは、赤外線リモコンを使用するタイプの家電限定になるのですが、現在使用している赤外線リモコンを「スマート家電リモコン」に変えることで、スマート化が実現します。
必要なものは、「スマート家電リモコン」と「ハブ」の2つ。
ハブとは、スマートリモコンと各家電をつなぐ仲介者の役割を担うものであり、リモコンから発せられた信号が一度ハブに集められ、そこから各家電へと経由していくという仕組みのものです。
スマート家電リモコンとハブがセットになって販売されている場合もありますので、そちらを選んだほうがコストはさらに安くなるでしょう。
自宅をスマートホーム化するために取り入れるスマート◯◯
それではこれから、具体的にはどのようなスマート製品が存在するのか、代表的な製品をまとめて紹介していきますね!
スマートフォン
まず、誰しもが持っている「スマホ」です。
これはスマート製品とは言えないほどメジャーになってしまっていますが、スマホを介してスマートデバイスを操作するという点からも、一番に挙げておくべきものといえるでしょう。
スマートプラグ
スマートプラグは、音声やアプリでコンセントからプラグへの電流の流れをコントロールする設備です。
一番気軽に導入できるスマート製品といえるかと思います。
大抵のものはコンセントから電源をとっていますので、多くの電化製品に対応が可能となっていますが、各製品のコントロールは出来ないことには注意が必要です。
あくまで、電流を流すか、止めるかといった部分にフォーカスして開発された製品ですね。
スマートロック
次にスマートロックです。
これは玄関や門などの鍵を、物理的な「モノの鍵」を使わずして解錠できるようにするための鍵(錠)のことです。
本サイトはスマートロックの専門サイトですので、気になる方は以下の記事から読んでみて下さい。
スマートカメラ
スマートカメラは写真撮影用のカメラではなく、防犯カメラのようなイメージで使われています。
特徴としては、室内にも室外にも対応できるということです。
室内の場合は小さな子供やベビーシッターなどの動きを確認することも出来ますし、認知症の高齢者の徘徊防止などにも役立つこともあるでしょう。
スマートレンジ
スマートマット
スマートマットは一般家庭では、よほどの人数がいない限りそこまで使うこともないかもしれませんが、企業や法人のオフィスなどではとても便利な製品です。
これは、マットの上に載せた書類やドリンクなどの、いわゆる「モノ」が発注が必要となったタイミングでお知らせ・購入までしてくれる仕組みです。
例えばA4のプリント用紙を何束も重ねてマットの上においておき、それが半分になったタイミングで自動で発注してくれるといった形です。
会社を運営するとなると備品や消耗品はどんどんと減っていくものなので、自動的に発注してくれていたら、そんなに楽なことはありませんよね!
しかもデータはクラウド上で保管されるので、経理も簡単です。
スマートウォッチ
スマートウォッチは
心拍数や平均速度といった日々のワークアウトに最適な計測機能はもちろん、最大傾斜やコース、距離なども計測できるため、スキーやスノーボードにも対応しています。ワイヤレス充電も可能となっており、約5分間急速充電するだけで約10時間の使用が可能。スマートフォンをBluetooth接続することで、スマホを取り出さずに通話することもできます。
スマートペン
スマートペンは、ペン軸の下の部分、つまり紙と面する箇所にカメラを搭載した専用ペンと、そのカメラで読み取るための独自パターンが印刷されたノートから構成されています。
アナログの簡便さとデジタルの検索性や共有性の高さ。その両方の良さを兼ね備えているのがデジアナ文具、というわけです
スマートゴミ箱
自動開閉機能や自動密閉機能、ゴミ袋自動取替機能など、手を汚さずにゴミの処理を行うことが出来るゴミ箱は、家庭用のスマートゴミ箱です。
他にも、ゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるような事業向けのものや、ゴミ箱が満杯になると自動的に圧縮され約5~6倍の容量を捨てることが可能となるスマートゴミ箱も出てきています。
それにより、ゴミの収集作業を効率化できることで回収コストやCO2の削減が期待できるようになっています。
スマートTV
地上波やBS、CS放送などを見られるだけでなく、インターネット接続機能を持つテレビのことを、スマートテレビといいます。
同じ機能を持たせるデバイスに、グーグルのクロムキャストなどの製品もありますが、クロムキャストの機能を搭載しているテレビというイメージとなりますね。
スマホで受信したハリウッド映画を自宅テレビで楽しむ。
昔であれば考えられなかった量の動画コンテンツに親しむことが可能です。
スマートリモコン
スマートリモコンは先に説明したとおり、リモコンと各家電をつなげることで、自宅をスマートホームに近づけることができる製品です。
スマート空気室モニター
スマート空気室モニターは、気温・湿度・二酸化炭素・PM2.5・オゾン・気圧・二酸化窒素・一酸化炭素といった空気中のデータを確認できるデバイスです。
収集したデータ情報が、設定した基準値を上回ったり下回ったりすると通知してくれる機能を備えたものもあり、目に見えない空気の安全を維持することに便利です。
スマートスピーカー
スマートスピーカーの基本的な立ち位置は、音声を入力・検索するための装置です。
スピーカーにSiriなどのAI(人工知能)が備わっていますので、たとえば今日の天気を尋ねると、検索結果を読み上げてくれるといった仕組みです。
このスマートスピーカーと各家電を接続すると、先述したようにスマートスピーカーで家電の操作も可能になりますので、本当の意味で完全なスマートホーム化を目指すのであれば、必須の製品と言えるでしょう。
スマート洗濯機
スマート洗濯機は、スマホアプリから洗濯機を遠隔操作できたりするものです。
今日の天気にあわせたアドバイスがあったり、洗剤の量まで管理してくれたりと、これまで以上に洗濯という行為を極めていくことが可能です。
まだまだ販売されている製品は多くなく、これから発展が見込めるジャンルと言えるかと思います。
スマートライト
スマートライトは、スマートスピーカーやスマートプラグと接続することで、口頭やスマホアプリから電源の管理ができる照明器具のことです。
照明の強弱なども調整できますので、ホテルなどの事業用施設でも重宝されています。
スマート冷蔵庫
スマート冷蔵庫は、当初IoT製品が話題になってきた時に、一番注目された製品の1つです。
具体的には、庫内の賞味期限を登録することで賞味期限が近づいてきた時にお知らせしてくれたり、庫内の食材を使ったメニューのレシピを提案してくれたりといったところです。
スマート炊飯器
スマート炊飯器は、スマホアプリと連携することで自動で電源を入れてくれる機能などがあります。
朝、出社前にお米を研いておいて、夕方ごろに電源を入れる設定にしておけば、ちょうど帰る時間に美味しいお米を炊き上げることが出来ますね。
また、お釜や蓋を一定時間洗っていないと「洗って下さい」と教えてくれる機能もあったりして、衛生的にも便利な製品です。
スマート扇風機
スマート扇風機ですが、こちらも音声やアプリで操作が可能です。
他にも例えば、スマート扇風機がオンになったら、一緒にエアコンもオンにさせるといったことが可能なので、部屋全体の温度を効率的に調整できるようになります。
併用することで節電にも繋がり、メリットも多いですね!
スマート掃除機
最後に「掃除機」です。
これは実際に使っている方も多いかと思いますが、スマホアプリを介して掃除機が自宅のマッピング(図面作成)を行ってくれ、指定した範囲を遠隔地からでも操作できるようになっています。
また、一部製品には水拭き機能もありますので、ゴミ取りを終えたらそのまま水拭きまで完了してもらうことが可能です。
完全なワンフロアでなくとも、ちょっとした段差程度なら行き来できる場合も多いので、一戸建ての人にもおすすめの掃除機ですね。
スマートホーム化するには一括管理が便利!
ということで、思いつく限りのスマートホームデバイスを挙げてみましたが、いかがでしょうか。
何か気になる製品がありましたでしょうか・・・?
私が思うスマートホーム製品が普及しきらない特徴になるのですが、それはスマートデバイスって、正直なところは別に今すぐになくても日常生活は送れてしまうというところにあるのではないでしょうか。
いま使っている冷蔵庫、洗濯機、ライト・・・
別に今のままで使えないということはありませんからね。
ただし、一度使うとその便利さに驚き感動し、さらに日常生活が時短となることで有効時間が増えますので、長い目で見ると今すぐに導入するほうがお得なのではないかと思うところもあります。
とはいえ、なんか新たに製品を買ったり、設定したり、そこからが正直ちょっと面倒ですよね。
分かります、私も全く同じような面倒くさがりなのでなかなか人類の進歩に歩幅を合わせられないことがありますから。
そんな時にお得で便利なのが「スマートホームサービス」の導入です。
スマートホームサービスとはその名の通り、スマートホームをセットしてくれる、スマートホームのトータルサービスです。
これを利用すれば月額料金を支払うだけで、各家電の導入から何から全てを任せることができるため、面倒くさがりな方におすすめのサービスとなっています。
簡単な方法ですが、合わせて初期コストも抑えることができてしまいますので、メリット盛りだくさんといえるでしょう。
スマートホーム化をスマートホームサービスにお願いする場合、SONYが展開する「MANOMA」がおすすめです。
ちょっと読みにくいのですが「マノマ」と読みます。
このMANOMAならセキュリティ面でも安心できるうえ、面倒な設定も必要なく、SONYが運営母体なので安心して導入をお願いできるはずです。
MANOMAにはいくつかプランがあり、プランごとに利用者が得られる恩恵が異なっていますが、基本のシンプルプランの目的は主に、室内カメラで部屋の様子を監視することや緊急時への対応などとなっています。
異常時はセコムの駆けつけを要請できるオプションも選べますので、人によってはセコムへ入るよりもお得となるかもしれませんね。
また、家電の操作は、スマートスピーカーを使用して指示を出す形となりますので、一番スマートホームを感じることの出来る家電への呼びかけへも勿論、対応しています。
ただし、シンプルプランでは外出先からスマホで操作することはできませんので、その点は注意が必要になります。
ちなみにですがMANOMAは月額制のサービスで、月額料金は約3,058円です。
しかし今なら、違約金無料の「お試し防犯セット」が1,980円で利用できますので、この機会に一度スマートホームを体感してみると良いですね。
お試しプランの内容は4種類になりますが、詳しいことは以下の公式からご確認いただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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