不動産内覧での鍵の受け渡し、オフィス・店舗・自動車や家の鍵の受け渡し、、など、物理的な鍵の受け渡しに手間や時間を取られていますね。
現在はそういった鍵の受け渡しに、下記の様なキーボックスが使われてきました。
正直、こういったキーボックスは、これまでは下記のようなアナログなキーボックスが主流でした。
同じ暗証番号で長期間使いまわししていると思います。よくあるのが5963(ゴクローサン)、、
パスワードの使いまわしは楽なんですが、セキュリティ上、これで良いのかなと誰もが思っていたと思います。
しかし昨今、例えば不動産管理の現場であれば、退去後の鍵の管理をキーボックスで行い、『5年間同じ暗証番号を使っています』のような状況は、確かに内見者・管理会社・内装業者が覚えていれば使い易いですが、流石にセキュリティ上問題になってきています。
そういった問題を解決できると思われる商品が発売されました。LOCKIN社のキーボックス、L1です。
どんな機能をもっているの?
現在発売されている機種は、下記機能をもっています。
オフラインでのパスワード発行とは、銀行のワンタイムパスワード機能と同じで、機器側とクラウド側で同じパスワード
の組み合わせを持っているため、オフラインでもパスワード発行が出来るようです。
わかりにくいですが、とにかく、機器がインターネットに接続されていなくても、アプリで暗証番号を払い出せる
ということです。
・遠隔でパスワードが発行可能(一回限りのパスワードや利用日時が指定できる)
・オフラインでもパスワード発行が可能
・電池は、1日3~4回使用で1年持つ。電池が切れたらケーブル(USB-C)でも可能。
・防水(IPX5)。 壁付けも可能。
・クラウド型スマートロックシステムとの連携も可能
機器スペック
● 色:黒
● 稼働:単3電池×2本
● サイズ:H14.1cm×W7.9cm×D4.6cm
● 防水規格:IPX5
● パッケージ内容:単3電池×2本、シャックル、電池カバー、各種ネジ
● 解錠方法:専用アプリ(Bluetooth)、暗証番号(専用アプリで発行)
使用感
触ってみました。中には保証書と、ユーザーマニュアル、壁付け用ビスが同梱されていました。
マニュアルには、各種取付方法や、暗証番号の種類別の設定方法などが分かりやすく記載されていました。
スマホを近づけ、アプリで解錠してみたところ、すぐに開きました。
暗証番号で開けてみましたが、「10桁」なので、ちょっと面倒でした。いつも4桁くらいで慣れている場合は少し面倒に感じるかもですが、遠隔でパスワード発行できたり、解錠履歴を見れるのは、セキュリティ強化の面でも魅力的でした。
1万円以下ですので、通常のキーボックスとお悩みでしたらお勧めです。
下記をキーボックスから数メートル以内に設置すれば、遠隔で解錠と解錠履歴がリアルタイムで見れます。
レバーハンドルに設置可能なアダプタも販売されています
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